
必要な検体:専用ストリップ3本
〈アセトアミノフェンと非ステロイド性抗炎症薬〉
アセトアミノフェンと非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は、疼痛、熱、頭痛、背部痛、筋肉と月経痛を治療するために全国で使用されています。 NSAIDはその名の通り、こうした問題にしばしば伴う炎症を治療するために使われます。 よく知られているNSAIDはアスピリンとイブプロフェンの2種類です。
これらの薬物は、点滴剤、シロップ剤、乳剤、カプセル、錠剤等、様々な店頭販売の(OTC)製剤に使用され、風邪、流感、アレルギー、不眠症といった病気に使用されています。
〈薬の副作用〉
薬の副作用により、皮膚、胃腸、筋骨格、呼吸系等に係わる様々な病気が起こる可能性があり、臨床上のごく一般的な問題となっています。 薬の副作用(ADR)とは、予想される治療効果を越えた望ましくない影響のことです。 ADRは世界的レベルでの主要な健康問題であり、病気や死の原因となっています。 米国だけで、毎年10万人以上の死亡が重篤なADRに起因するとされています。 ADRに対する感受性は、遺伝子の差や薬物代謝における酵素多型だけではなく、感染や慢性疾病のような環境要因も関与する多因子性です。 女性や成人、過去に化学的に関連する薬物に反応した場合にも、ADRが生じやすくなる可能性があります。
〈薬物過敏症における免疫応答〉
免疫性ADRはタイプI- Ⅳ過敏性反応に分類することができます。これらは、関与している主要な免疫メカニズムを理解するための古典的な枠組みです。 タイプⅠ-III は薬への抗体分子特異性に関与しています。 IgE抗体はタイプI反応に介在します。IgG等、IgE以外の抗体は タイプIIおよびⅢの反応に介在します。 タイプIVの反応は、薬物特異T細胞に関与しています。 それぞれが体内の薬を認識し、中和し、除去するために炎症の多段階現象を調整しています。
薬物は免疫応答を誘発出来る完全抗原とは見なされていません。 抗原とは一般に、高分子量のたんぱく質を指します。例えば、食物蛋白質、樹木や草の花粉の蛋白質などです。 一方、薬物は低分子量の化学物質です。 薬剤またはその代謝産物は、溶解性または細胞結合蛋白質やペプチドと化学的に結合し、完全抗原、あるいは「ハプテン-蛋白質複合体」を形成することが出来る「ハプテン」の役割を果たしていると考えられています。 この変異によって免疫原性となり、抗体が直接認識することが出来るようになります。
個人の臨床評価には、前月に服用されたすべての薬剤の詳細な記録が含まれるべきです。これは用量や徴候および症状との時間的関係を含みます。 特異抗体の検査は、薬物感作の評価に役立つかもしれません。
USバイオテックのELISA法を使ったペインキラー抗体パネルは、下記の薬物に対する血清中の特異IgGとIgA抗体を調べる半定量的分析です。
アセトアミノフェン アスピリン イブプロフェン
すべての臨床検査と同様に、検査結果は患者の完全な病歴を考慮に入れて評価されるべきです。
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必要な検体:専用ストリップ3本
カンジダ属は154種類の下位種で構成されており、そのうち6種類は正常フローラとして通常皮膚および粘膜に生息しています。カンジダ・アルビカンスは身体に負荷となる機会を最も多く持っており、その他に、カンジダ・トロピカリス、カンジダ・グラブラータ、カンジダ・クルセイ、カンジダ・パラプシロシス、カンジダ・ルシタニアエ等も好機的環境下において感染を増加させる場合があります。そうした環境を作る要因としては、外傷(感染)、外科手術、潜在的疾病(糖尿病、アジソン病)、投薬(コルチコステロイド、抗生物質、経口ピル)、免疫不全、妊娠、年齢(老年期および幼年期)、栄養不良等が挙げられます。
一般的にはカンジダの異常繁殖による真菌感染症はカンジダ症と呼ばれ、表面的、局所的、深在的感染を包括し、広範囲に渡る臨床的徴候および症状を対象としています。USバイオテック研究所のELISA法によるカンジダ抗体検査は、カンジダ種に対して特異的なIgM、IgG、IgA抗体に加え、血清中のカンジダ抗原を特定する半定量的検査です。
| ●IgM抗体: | 抗原への一次的曝露後に形成される最初の抗体であり、現在の感染を反映しています。IgM抗体は直ちに補体を活性化させ、食細胞を助けることにより血管内から抗原を排除します。 |
| ●IgG抗体: | 抗原への二次的暴露により形成される支配的抗体であり、過去または継続中の感染を反映しています。IgGは、一次的曝露後にIgM抗体レベルが減少すると産生されます。IgGは補体を活性化させ、食細胞を助けて血管外から抗原を排除します。 |
| ●IgA抗体: | 粘膜分泌物に存在し、局所的(粘膜)免疫において重要です。IgA抗体の増加は表面的なカンジダ感染がより増大していることを示唆している場合があります。 |
すべての検査結果と同様に、本検査の結果は個々の患者の全病歴を考慮に入れた上で判断されることが推奨されます。
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必要な検体:専用ストリップ8本
グルテン過敏性腸疾患、あるいは、特発性スプルー(熱帯性下痢)としても知られるセリアック病(CD)は、グリアジンに対する遺伝的反応です。 グリアジンは小麦粒に存在する大きめのグルテン分屑に含まれるプロテイン分屑です。 類似したプロテイン分屑はライ麦、大麦や ライコムギにも見られます。
腸におけるグルテンたんぱく質への免疫反応は、下痢、腹部のけいれん、膨満、鼓腸、体重減少、疲労や倦怠感の原因となり得る炎症状態を引き起こします。 CDが治療されない場合、ビタミン・無機質不足、骨粗鬆症、関節痛、疱疹状皮膚炎、うつ状態、過敏性、子供の学業成績の不振につながる可能性があります。 慢性的胃腸病訴とその結果である吸収不良からCDと関連づけられた罹患率はかなりあります。 長期の合併症には、小腸において悪性病変が発現するリスクの増加が含まれます。胃腸管の他の場所に発現する可能性もあります。
セリアック病は当初考えられていたよりも一般的な病気であり、約3百万人のアメリカ人(合衆国全人口のおよそ1%)に影響を与えている可能性があります。2.5歳から15歳の子供に限定した一般人口におけるCDの羅患率は、約1:300から1:80人です。 これらの数はこの病気が広く診断されるていることを示しています。
この病気は、乳児、成人、高齢者などいかなる年齢においても起きる可能性があります。 高リスクの人には、CDを発症した人の一親等およびニ親等親族が含まれます。例を挙げるとすると、すでに自己免疫疾患を持っている人(例: Ⅰ型糖尿病、甲状軟骨疾患、シェーグレン症候群)や潜在的な肝疾患を持つ人、選択的IgA欠損症を持つ人も含まれます。
USバイオテックのELISA法によるセリアック抗体パネルは、グリアジンに特異的なIgGおよびIgA抗体と、血清の抗組織トランスグルタミナーゼIgA(tTg IgA)を調べる半定量的分析です。 抗組織トランスグルタミナーゼIgA(tTg IgA)は、IgAコンピテントの人における、未治療のセリアック病の非常に高感度(約98%)、かつ特異的(>95%)なマーカーです。
抗グリアジンIgAおよび抗グリアジンIgGはグルテンフリー食に対する適合性をモニターするために有用なマーカーです。
セリアック病の確認には、厳密な無グルテン食の導入と維持による症状の解決に加え、小腸生体組織検査によって免疫性の絨毛萎縮を実証することが必要です。
抗組織トランスグルタミナーゼIgA (tTg-IgA)、抗グリアジンIgA (AGA-IgA)、抗グリアジンIgG (AGA-IgG)を測定します。
診断および治療判断は、医師により、患者の現在の医療状態の全側面に焦点を当てた上でなされる必要があります。