カンジダ、セリアック抗体検査とは?
カンジダ抗体パネル

必要な検体:専用ストリップ3本

カンジダ属は154種類の下位種で構成されており、そのうち6種類は正常フローラとして通常皮膚および粘膜に生息しています。カンジダ・アルビカンスは身体に負荷となる機会を最も多く持っており、その他に、カンジダ・トロピカリス、カンジダ・グラブラータ、カンジダ・クルセイ、カンジダ・パラプシロシス、カンジダ・ルシタニアエ等も好機的環境下において感染を増加させる場合があります。そうした環境を作る要因としては、外傷(感染)、外科手術、潜在的疾病(糖尿病、アジソン病)、投薬(コルチコステロイド、抗生物質、経口ピル)、免疫不全、妊娠、年齢(老年期および幼年期)、栄養不良等が挙げられます。

一般的にはカンジダの異常繁殖による真菌感染症はカンジダ症と呼ばれ、表面的、局所的、深在的感染を包括し、広範囲に渡る臨床的徴候および症状を対象としています。USバイオテック研究所のELISA法によるカンジダ抗体検査は、カンジダ種に対して特異的なIgM、IgG、IgA抗体に加え、血清中のカンジダ抗原を特定する半定量的検査です。

IgM抗体 抗原への一次的曝露後に形成される最初の抗体であり、現在の感染を反映しています。IgM抗体は直ちに補体を活性化させ、食細胞を助けることにより血管内から抗原を排除します。
IgG抗体 抗原への二次的暴露により形成される支配的抗体であり、過去または継続中の感染を反映しています。IgGは、一次的曝露後にIgM抗体レベルが減少すると産生されます。IgGは補体を活性化させ、食細胞を助けて血管外から抗原を排除します。
IgA抗体 粘膜分泌物に存在し、局所的(粘膜)免疫において重要です。IgA抗体の増加は表面的なカンジダ感染がより増大していることを示唆している場合があります。

すべての検査結果と同様に、本検査の結果は個々の患者の全病歴を考慮に入れた上で判断されることが推奨されます。

セリアック抗体パネル

【本検査は提携医療機関でのみお受けいただけます。ご希望の際は弊社までお問い合わせください。】

グルテン過敏性腸疾患、あるいは、特発性スプルー(熱帯性下痢)としても知られるセリアック病(CD)は、グリアジンに対する遺伝的反応です。 グリアジンは小麦粒に存在する大きめのグルテン分屑に含まれるプロテイン分屑です。 類似したプロテイン分屑はライ麦、大麦や ライコムギにも見られます。

腸におけるグルテンたんぱく質への免疫反応は、下痢、腹部のけいれん、膨満、鼓腸、体重減少、疲労や倦怠感の原因となり得る炎症状態を引き起こします。 CDが治療されない場合、ビタミン・無機質不足、骨粗鬆症、関節痛、疱疹状皮膚炎、うつ状態、過敏性、子供の学業成績の不振につながる可能性があります。 慢性的胃腸病訴とその結果である吸収不良からCDと関連づけられた罹患率はかなりあります。 長期の合併症には、小腸において悪性病変が発現するリスクの増加が含まれます。胃腸管の他の場所に発現する可能性もあります。

セリアック病は当初考えられていたよりも一般的な病気であり、約3百万人のアメリカ人(合衆国全人口のおよそ1%)に影響を与えている可能性があります。2.5歳から15歳の子供に限定した一般人口におけるCDの羅患率は、約1:300から1:80人です。 これらの数はこの病気が広く診断されるていることを示しています。

この病気は、乳児、成人、高齢者などいかなる年齢においても起きる可能性があります。 高リスクの人には、CDを発症した人の一親等およびニ親等親族が含まれます。例を挙げるとすると、すでに自己免疫疾患を持っている人(例: Ⅰ型糖尿病、甲状軟骨疾患、シェーグレン症候群)や潜在的な肝疾患を持つ人、選択的IgA欠損症を持つ人も含まれます。

USバイオテックのセリアック抗体パネルは、感度特異性に優れた化学発光測定(CIA)を用い、グリアジン特異的なIgGおよびIgA抗体と、抗組織トランスグルタミナーゼIgAおよびIgGを調べる半定量的分析です。 抗組織トランスグルタミナーゼは、未治療のセリアック病の非常に高感度(約98%)、かつ特異的(>95%)なマーカーです。

抗グリアジンIgAおよび抗グリアジンIgGはグルテンフリー食に対する適合性をモニターするために有用なマーカーです。

セリアック病の確認には、厳密な無グルテン食の導入と維持による症状の解決に加え、小腸生体組織検査によって免疫性の絨毛萎縮を実証することが必要です。

抗組織トランスグルタミナーゼIgA (tTg-IgA)、抗組織トランスグルタミナーゼIgG (tTg-IgG)、抗グリアジンIgA (AGA-IgA)、抗グリアジンIgG (AGA-IgG)を測定します。
診断および治療判断は、医師により、患者の現在の医療状態の全側面に焦点を当てた上でなされる必要があります。