カンジダ抗体パネル(IgG/IgA/IgM)&抗原パネル

Candida Antibodies (IgG/IgA/IgM) & Antigen Panel

カンジダ抗体パネル(IgG/IgA/IgM)&抗原パネル

指先からのごく少量の血液検体を用い、血液中の抗体(IgG/IgA/IgM)および抗原を調べます。

商品番号:BS0001

医療機器承認番号:22700BZX00385000

22,430(税込 24,673円)

検査結果お届け目安:2~3週間

※稀に、お届けに3週間以上かかる場合もございます。

※採取後の検体サンプルは、同梱の返送用封筒および送付伝票にて、サンプル作成日(採取日)から4日以内に必ずご送付ください。

この検査に必要な検体の量

血液吸収カード:3スポッツ(約0.09ml)

注意事項

本検査は生後6か月未満の方はお受けになれません。

カンジダ検査について

カンジダ種は154種類の下位種で構成されており、そのうち6種類は正常フローラとして通常皮膚および粘膜に生息しています。カンジダ・アルビカンスは最も身体に負荷となる機会を多く持っており、その他に、カンジダ・トロピカリス、カンジダ・グラブラータ、カンジダ・クルセイ、カンジダ・パラプシロシス、カンジダ・ルシタニアエ等も好機的環境下において感染を増加させる場合があります。そうした環境を作る誘発要因としては、外傷(感染)、外科手術、潜在的疾病(糖尿病、アジソン病)、投薬(コルチコステロイド、抗生物質、経口ピル)、免疫不全、妊娠、年齢(老年期および幼年期)、栄養不良等が挙げられます。

一般的にはカンジダの異常繁殖による真菌性感染はカンジダ症と呼ばれ、表面的、局所的、深在的感染を包括し、広範囲に渡る臨床的徴候および症状を対象としています。USバイオテック研究所のELISA法によるカンジダ抗体検査は、カンジダ種に対して特異的なIgM、IgG、IgA抗体に加え、血清中のカンジダ抗原を特定する半定量的検査です。

カンジダ種に対して特異的なIgG/IgA/IgM抗体、および、血清中のカンジダ抗原を測定します。

IgG抗体

抗原への二次的暴露により形成される支配的抗体であり、過去または継続中の感染を反映しています。IgGは、一次的曝露後にIgM抗体レベルが減少すると産生されます。IgG抗体は補体を活性化させ、食細胞を助けて血管外から抗原を排除します。

IgA抗体

粘膜分泌物に存在し、局所的(粘膜)免疫において重要です。IgA抗体の増加は表面的なカンジダ感染がより増大していることを示唆している場合があります。

IgM抗体

抗原への一次的曝露後に形成される最初の抗体であり、現在の感染を反映しています。IgM抗体は直ちに補体を活性化させ、食細胞を助けて血管内から抗原を排除します。

すべての検査結果と同様に、本検査の結果は個々の患者の全病歴を考慮に入れた上で判断されることが推奨されます。

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